clover-2🍀 星になった姉...⭐️【第2話】

こんにちは🎵


clover-2🍀です。


いつも読んでいただいてありがとうございます。

感謝しています🌸


今日はclover🍀が兄妹2人になった時の続編です。

第1話から少し時間が経ってしまいました。

どんなお話しだったかな?と思う方は、第1話を読んでいただければと思います🌸



前回は…

この結婚大丈夫なのかな?と不安に思いつつ、結婚式に参列したところまででした。



披露宴は仲間内を集めた感じで、大掛かりではありませんでしたが、とても素晴らしいものでした。


ただ兄は私と同じく何かを感じたようで、

「離婚するのに、なんで結婚するんだ」と話していました。



そして結婚して3~4年位でしょうか。

姉からの電話…


義兄が倒れたと連絡。

仕事帰りに病院に寄ると、病名は脳溢血でした。



過去に色々と病気をやっていたようで、体内に金属が入っているからMRIが出来ないこと、心臓に疾患があるから、治療方法が真逆である脳の治療が出来ないこと。


最悪の場合、延命措置をやるかどうかの確認もあったようでした。




私は自分の子育てと仕事の日々で、毎日は病院には顔を出せずにいました。


数日経ったある日姉から電話が。


義兄の意識が回復したとのことでした。


脳の病気なので後遺症の心配をしましたが、後遺症はなく数週間で退院することが出来ました。



仕事は設備関係の自営業。


復活してからも続けるには不安が残るので、警備員で社会復帰をすることになりました。


そして復帰直前…


今度は脳梗塞でした…



立て続けに起きた脳の病気。

今回も命に別状はありませんでした。


でも後遺症は残ったのです。


話すことが出来なくなりました。

歩くことが出来なくなりました。



それから姉の介護生活が始まったのです…。

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姉は結婚してから専業主婦でした。


私は結婚当初の頃から、何かあった時の為に「パートでもいいから仕事をしてお金を貯めておいた方がいいよ」と言っていました。


姉は中学卒業と同時にフラフラ。アルバイト生活だったのでしょうか?

あまり一緒にいなかったので、私は当時の姉の生活を知りません。


ただ言えるのは職業の選択が少ないと言うこと。


その姉が何かあった時、月給制の仕事に就くことが出来るのか?

…難しいと思います。


だったら毎月少しでも自分の貯金が出来るように働いていた方がいいと思ったのです。


でも私の忠告はスルー。

義兄が倒れるまでは専業主婦でした。



そして義兄が倒れた時から割とすぐ、予期しない事が発覚。


それまで姉は義兄がいくら稼いで、いくら貯蓄があるか知りませんでした。

もちろんその逆も…。



自営で基本1人で仕事をしている義兄が働けない…    = 収入が入ってこない。


そして費用の支払いも滞る。



…今回発覚したのは多額の借金でした。


突然倒れた義兄。


最初の時はどうだったのかは知りませんが、2度目は言葉も発せない状態。

仕事どころか、日常をどこまで理解出来ているのか…。


そんな状態で支払い等の指示を出来るわけがなく、ある日督促状が届いたのです。


それが1つではなかったようです。



義兄は姉と出会うまで、色々な事業を営んでいました。


何度も変えてきたのは、その事業が成功しなかったからです。

その遡った借金もあったようでした。


「絶対払えない金額…」


姉がそう言った時、私はその金額を聞きませんでした。

聞いても何も出来ないからです。



…だから働いていれば良かったのに。


私は言葉には出しませんでしたが、心の中で思いました。


それからというもの、姉はパートと病院通いの日々。


かなり無理をしている姉を見て、私は「病院は毎日行かなくていいのでは」と言いましたが、看護師さんに毎日来て欲しいと言われたらしいのです。


話すことも、歩くことも出来ない義兄ですが、腕の力だけはあり暴れるとのこと。

看護師さんでは手に負えないから、奥さんである姉に面倒を看て欲しいようでした。


それは看護師さんの怠慢では?


私の中で腑に落ちない感情がありましたが、当人である姉が行き続ける以上、それ以上のことは言えませんでした。



そんな姉も会う度に体調に異変が…。


もともとお酒の大好きな姉。


結婚する前、月1回私が休みを取り、ご飯を食べに行ったりカラオケに行ったり遊んでいました。


いつも私が車でお迎えに行くと、昼間からお酒…。


かと言って、酔うわけでもないし、もともと日常的なことだと思っていたので何も言いませんでした。


普段からお酒をお水のように飲んでいた姉…


介護と金銭の悩みで、お酒の量が増えていたのではないかと思います。


パートには自転車で通っていたのですが、途中具合が悪くなって倒れたり、気晴らしになればと連れ出してランチをした時も、いきなり具合が悪くなって横になったり…。


何度も病院に行くように伝えました。

それは姉の友人達もでした。


友人達は、病院に連れていくから一緒に行こうとまで言ってくれました。


でもその都度姉がドタキャンをしていたようです。


…介護があるから。。。




そうして姉は体調の悪いまま、医療機関を受診しないまま月日が経っていったのです…



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―つづく―



いつもありがとうございます。


今回の姉のストーリー掲載…。


なぜそんなことを載せるの?


と、おっしゃる方もいるかも知れません。


私の生まれ育った環境、最悪でした。


そして成人して自分で選べる人生、それも今少し歪んでしまいました。


だけど私以上に、同じ姉妹でありながら波乱万丈だった姉…。


この後に掲載する出来事、

こんな人生を過ごして、こんな出来事があったんだと言うことを知っていただきたいと思いました。


私は今までブログには縁がありませんでした。


読もうともしなかったし、読む術も知らなかった。


今回縁があってブログを開設し、

「そうだ、姉の事を書こう。波乱万丈だけど生きた証だから」


そう思い記載させていただきました。




最後まで読んでいただきありがとうございます🍀


感謝致します🌸