clover-2🍀 星になった姉...⭐️【第3話】
こんにちは🎵
clover-2🍀です。
いつも読んでいただいてありがとうございます。
感謝しています🌸
またすごく時間が経ってしまいました💧
clover🍀が兄妹2人になった時の続編、第3話です。
前回は…
義兄の介護を始めてから体調の優れない姉。
介護があるからと体調の悪いのに医療機関を受診しないまま…
そして姉の身体は病にむしばられていったのです…。
義兄が入院して2年位でしょうか…
私も自分の生活でいっぱいいっぱいで記憶は曖昧ですが…。
3ヶ月単位で転院を繰り返し、どんなに遠方でも通い続けた姉。
パートをしながら体調不良でも病院に通っていた姉…。
だけど日々通うのが大変なのと、費用の関係である時自宅介護に切り替えたのです。
その頃も私はまだ子供が幼く、仕事と子育てに明け暮れていました。
今思えばもう少し私も気にかけていれば良かったと思います。
それからは日々自宅介護の生活。
デイサービスも使用していたようですが、それも週数回の数時間の間だけ。
以前もお話しましたが、義兄は話すことも歩くことも出来ません。
でも腕力だけはあり、意思があるのかないのか暴れるのです。
たまに電話で話しは聞いていました。
実際は見るまで分かりませんでしたが…。
お互い忙しかったので会う機会は少なくなりましたが、年に数回ご飯に誘ってお互いに近況を報告していました。
その時に見た姉の身体…。
動けない義兄の寝たきりでの暴力。
意思は無いと思う。
けれど酷すぎる…。
姉の身体はアザだらけでした。
介護をしている時に、腕力だけはある義兄に殴られるとのことでした。
義兄が介護状態になってから、私は姉に会う度に離婚を促していました。
読者の皆様は酷いと思われますか?
介護になった義兄を捨てて自由になった方がいいと言った私を。
姉は昔からモテていました。
多分付き合った人はかなり多かったのではないでしょうか。
ただ私と違って、1人の人と長く付き合うと言うことは無かったと思います。
私とはタイプが違う姉。行動も仕事も見た目も違く、姉妹に見られたことがありません。
私が彼氏がいない時でも、姉の恋愛を羨ましと思った事はありませんでした。
そして何度となく聞いてきた恋愛の中で、離婚歴2回の人との結婚報告。
他にもプロポーズしてきた人もいました。
私はその人と結婚した方が幸せになれると心の中では思っていました。
なぜバツ2なのか気にはなりましたが、とりあえず「おめでとう」と。
姉が結婚した頃、私は自分の家族を連れて姉の嫁ぎ先にご挨拶に伺いました。
何も動かない実母の代わりに…。
嫁ぎ先は、いったん敷地内に入るとその親戚達の住宅が並んでいました。
義母、義兄、義姉 、義姉の娘、義母のいとこ、など。
姉の旦那様は次男です。
同じ敷地に長男夫婦、離婚して戻った義姉がいます。
それにも関わらず義母の世話はしないと断言し、姉が義母のお世話していました。
自宅介護をして2年位経った頃でしょうか。
姉から義兄の訃報が届きました。
人の生死…。
人としてどうかと思われるでしょうが、私には何の感情もありませんでした。
そして姉が喪主になり、お通夜、告別式を滞りなく行いました。
そして49日の法要。
なぜか実母も私の家族も呼ばれず終わりました。
後から聞いた話しでは、姉が呼ばないと言ったそうです。
私には気になる事がありました。
義兄が倒れた時に発覚した借金…。
義兄が亡くなった以上、その借金は姉が受け継ぐはず。子供がいなかったので、義母の2人で受け継ぐはず。
そういった知識を持たない姉に不安がありました。
ただ忙しさから、連絡をしない日々が続きました。
そして義兄が亡くなって2ヶ月…。
姉が体調が悪いと連絡して来ました。
近くのクリニックで受診後、その日に大学病院へ。そして即入院でした。
当日は入院出来なかった為、翌日入院。
私は入院当日に入院の用意をしてお見舞いへ。
そして気になっていた事を聞いたのです。
「遺産相続の放棄はしたの?」
返事はNOでした。
姉は借金しか残さなかった義兄の、遺産相続放棄手続きをしていませんでした。
けれどその話しを深くする事が出来ずに、その日は限度額認定等を 話して帰りました。
そして2日後にまた病院へ。
その時は愕然としました。
入院3日目にして意識がもうろうとしていたのです。
私は3人のドクターを相手に、1人で病状を聞きました。
肝臓のあらゆる数値が最低とのこと。
ここまで全てが悪い数値は見た事が無いと言われました。
助かる可能性は「肝臓移植」のみ…。
その瞬間、姉の寿命が決まったのでした…
―続く―
いつも読んでいただきましてありがとうございます🍀
この続きは第4話でお伝えします🌸
いつも感謝しております🍀